いつもマーケの話が多いけど、今日は商品品質の話。
いつもマーケの話が多いけど、今日は商品品質の話。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年1月27日
品質チェックは製造メーカー任せではなく自社内で徹底的にやっている。
なぜなら店舗流通と通販流通では必要な品質チェック方法が違い、それを分かっている会社が少ないからである。
当社の新商品の発売前のチェックは以下の通り。
通販商品はお客様の手元に届くまでの宅配便の工程で大量の荷物と積み上げられ、様々な負荷がかかる。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年1月27日
だから当社は商品を縦、横、斜めの夫々の角度で落下させ、容器が壊れないかチェックしている。なお、必ず中身を入れてテストする。空容器と中身が入った容器では落下時の衝撃の伝わり方が違うからだ
商品品質は温度と湿度によって影響を受ける。また透過性のある容器だと日光にも影響受ける。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年1月27日
よって気候の違う複数の都道府県に実際に宅配便で送ってみて品質に影響がないかチェックしている
東京のお盆時期、宅配ポストの中は超高温になる。盆にお客様が一週間旅行中のタイミングでポストに届けられた商品は一週間超高温下に放置される。その状態で品質に影響がないか確認するために同状況を再現してテストしている。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年1月27日
北海道では冬場の宅配便の流通工程で荷物の積み替え時に、マイナス温度下に荷物が数時間置かれることがある。よって商品をマイナス温度下に長時間置いて変質しないかのチェックをしている。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年1月27日
他にも様々なチェック項目があり、それを全部クリアする品質の商品を作るにはやはり2〜3年はかかる。だから当社は旬のトレンド商品を出さない(出せない)。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年1月27日
たくさんの機会ロスをしていることはわかってるが商品の品質に妥協するくらいなら商売やめる。