【ブランドマーケティングのあり方】 〜本物のブランドと作られたブランドの違い〜
【ブランドマーケティングのあり方】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
〜本物のブランドと作られたブランドの違い〜
1.本物の一流ブランドは最初は1つの素晴らしい看板商品から生まれる(例:ルイヴィトンのトランク)
(続)
2.その看板商品を使った品質の良し悪しに詳しい顧客(イノベーターやアーリアダプター)が「この素晴らしい商品を出すメーカー(ブランド)だから他の商品もいいだろう」と思い、トランク以外の商品も売れていく
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
(続)
3.メーカー(ブランド)は自社商品であることをわかりやすくするためのマークやロゴ、袋のデザインを統一する
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
(続)
4.品質の良し悪しに詳しいイノベーターやアーリアダプターたちにそのマーク、ロゴの商品が売れることによって、マジョリティ層(品質の善し悪しに詳しくない一般の顧客)が「あのマーク、ロゴの商品はいい商品なんだろう」と思い、買い始め、市民権を得始める。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
(続)
『ブランドの本質がずれるタイミングその1」
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
5-自社のロゴ、マークを付けるとどんな商品でもマジョリティ層に売れるため、最初の商品、ブランドの成り立ちを知らない次世代のスタッフが「ロゴ、マーク」をベースとした「イメージ」で売れていると勘違いし、商品品質に対する意識が疎かになる。(続)
6-商品品質が徐々に落ちる事で 品質の良し悪しに詳しいイノベーターやアーリアダプター客たちが離れていく。それにつられてマジョリティ層も離れていく。
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(続)
『ブランドの本質がずれるタイミングその2」
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
7-品質の善し悪しがわからない3流メーカーが「かっこいいロゴやマークをつければ物が売れるんだ」と勘違いして、かっこいいロゴやマークを前面に出した商品が次々と出てくる。
(続)
8-ロゴやマークで判断していたマジョリティ層が3流メーカーのカッコイロゴを見て「~はもう古い これからは~ブランドだ」という言葉に踊らされて買う。しかし品質に惹かれているわけではないので、次々に現れる新しいブランドに乗り移り、一時は売れてもすぐに新しい3流ブランドに入れ替わる(続)
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
9.品質を維持し続けるブランドは品質の良し悪しに詳しい顧客たちに支持され続け、またマジョリティ層も様々な質の悪いブランドを渡り歩いた結果、このブランドに戻ってくる。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
(続)
10.よって新商品開発時は常に「この商品から新しくブランドが生まれる」というブランドの一品目の気持ちで最高品質のものを作る。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
1つでも品質の低い商品を出せば今まで培ってきた信用は一気に失うため、既存商品に比べて品質レベルの劣化は論外。
(続)
11.新しい商品を作れば作るほどハードルを上げていく。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年4月30日
それが永続性のある一流ブランドの商品開発。
(終)