【模倣に対して寛容であってはならない】
【模倣に対して寛容であってはならない】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
ベンチャービジネスにおいて後発他社に模倣されることは日常茶飯事だが、当社は「不正競争は絶対に許さない」という姿勢を徹底している。→
「真似されるのはそれだけ認められている証拠」と悠長に構えていた時期もあったが、あることをきっかけに徹底的に対応することが責務であるという考えに変わった。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
それは、当社商品を模倣した会社が全くの嘘デタラメの商品情報で消費者を騙していたからだ。→
当社は「競合と争う事よりも顧客に喜ばれることに全力を注ぐべき」というスタンスだったので最初は放置していた。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
しかし、その会社はそもそも当社の真似をする会社として誕生した。
この消費者を騙す悪質企業は、結局我々が間接的に生み出したのでないかということに気づいたのだ。→
それであれば、この悪質な行為がこの世に生まれた責任は我々にもある。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
我々が放置していることでさらに多くの犠牲者が生まれるという責任の重さに気付いた。
この世は「自分さえ真っ当にやっていれば良い」というような簡単なものではなかった。
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それをきっかけに「競合模倣対策室」を設置し、そのようなことが起きないように日常的に不正な模倣をパトロールするとともに、発見したときにはスピーディに法的措置を取るようにした。→
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
適正な競争は業界の成長を即すというが、志の低いデタラメな会社の存在は業界の信用をなくす。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
消費者のために不正企業は放置していてはいけない。
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ベンチャーの役割は「今までにない価値を市場に生み出す」で完成ではなく、「それを中途半端に模倣して市場を荒らす競合を排除する」までが仕事だ。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
そこまでやらなければ市場は完成しない。
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市場とは顧客だ。市場を作るには顧客に有用な商品、サービスを提供するだけでなく、悪質な商品、サービスから守ることも同時にしなければならないのだ。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
それこそが企業の社会的責任だ。→
任天堂、ディズニー、ジャニーズといった業界No. 1の企業が商標や模倣に対して厳しいのはそう言った社会的責任を意識しているからだろう。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年6月18日
逆に言えば、そういった社会的責任を意識している会社だからこそNo.1になったのだと思う。
企業の社会的責任は思った以上に重い。