【通販と店販の広告費比率の違い】
【通販と店販の広告費比率の違い】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月28日
売上広告費比率が高いと
「この会社の商品の原価の~%は広告費だ」
「本当にいい商品なら広告費をかけなくても売れるはず」
と言う解説を見ることがありますが、それは全然違います
通販と店販等の一般流通では「広告費」の意味が違います
それを表にしました pic.twitter.com/KcQfOJy6Rq
通販の広告費は「流通コスト」であり、店販の卸への「流通マージン」に該当します。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月28日
また、通販の売上高は、そのまま市場流通額と同じですが、店販商品の売上高は「卸時の売上高」であり、市場流通額とは異なります。
よって、実際の比率を出す時に分子と分母を調整する必要があるのです。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月28日
正解は
広告費÷売上高
で比較するのではなく
(広告費+流通マージン)÷市場流通額
で比較するのが正しい比較です。