【上場準備あるある】
【上場準備あるある】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
上場準備をしている時に、既上場の先輩達に
「IPO業務に経験者は必要ですか?」
と聞くと全員に
「絶対必要」
と言われた
「じゃあ、御社も経験者でIPO業務をやったんですか?」
と聞くと
「うちの場合はたまたま未経験者でやれたけど」
と全員に言われた
最近、よく聞く
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
「大阪人の家には必ずたこ焼き器があるとか言うけど、そんなことないやんなぁ。
まぁ、ウチにはあるけど」
と大阪人全員が言ってるのと同じだ(笑)
しかし、結局当社も未経験者でIPOし、
後輩から同じ質問をされると
「絶対必要」
と答えるようになった
実際のところはどうかと言うと、
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
「経験者」がやった方が絶対的に楽である。
採用できるのであればぜひ採用することをお勧めする。
しかし、IPO業務経験者の採用はかなり難しい。
応募してくるIPO業務経験者は
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
前職では結局上場出来なかった人や
上場実務に関わってはいたけど責任者にはなれなかった人が多かった。
そういった人に振り回されている間に、未経験だが、能力の高い社内の人材が責任感を持って業務を進め、上場までたどり着いたと言うのが実態だ。
その社内責任者も、後進から経験者は必要かを聞かれると「絶対必要」と答えていた。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
「自分は未経験ながらやったが、経験がないのでかなり苦労した。
自分はその苦労を乗り越えたけれど、誰でも乗れ超えられるとは思えない。」
という自負があるからだろう。
そして、「もう一度やりたいとは思わない」と言う人も多い。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
「大変だったから」と言うものもあるだろうが、「同じ仕事ではなく、次はステップアップした仕事をしたい」という前向きな人が多いからだろう。
よって、IPO実務経験者はIPO業務の採用市場にはなかなか現れない。
まとめ
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日
1.IPO実務は難しいので、経験者がいた方が絶対良い
2.採用市場には真のIPO経験者はめったに現れない
3.結局経験がなくても、難易度の高いIPO業務をやり切れる責任感と能力の高い人材がいる会社が上場している
結局どこまで行っても「企業は人なり」だ。
※あくまでも私の周辺の話であり、全てではありません
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年9月29日