【青汁王子こと三崎優太というマーケッター】
【青汁王子こと三崎優太というマーケッター】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
マーケティングの手法は2つある
「導くやり方」と「仕掛けるやり方」だ
「導くやり方」とは
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
商品とそれを欲しがるユーザーが効率的に繋がるように、メディアやクリエイティブで"導いていく"やり方である
これは「欲しがっているユーザーがいる」事が前提であるが、うまく体系化すれば高確率で成功させられる
一方で顕在ニーズありきなので、市場規模は限定的である
「仕掛けるやり方」
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
とはそもそも欲しいとは思っていなかったユーザーに「欲しい」と思わせるようにメディアやクリエイティブで”仕掛けていく”やり方である。
これは、欲しいと思っていなかった人にまで買ってもらうことができるので、市場は無限大に広がる。
一方で当たり外れは大きい。
私は「導くやり方」を得意としてきた
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
論理的に体系化しやすく、再現性が高いので合理的思考性の私にはとてもやり易い。
手前味噌ながら、「導くやり方」については少なくともwebマーケティングの世界ではトップクラスに入っているのではないかと自負している。
一方で「仕掛けるやり方」の天才が、元青汁王子こと「三崎優太」氏だ@misakism13
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
ご存知のようにD2Cで「青汁」をヒットさせて130億の売上を作った男である
実は私は彼が世に出る前、常々「ネットで最も売りにくいものの代表格は青汁」と言っていた。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
青汁は「何となく体にいい」というニーズとベネフィットが曖昧な商品なので他の健康食品との優位性を明確に伝えづらいからである。
「導くやり方」で青汁を売るのはかなり難しい。
彼はその最もネットで売りにくい青汁で年商130億を売り上げたのだ。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
彼は青汁を青汁として売るのではなく、若い人に向けて「ダイエットのための飲みやすくて美味しい飲物」として様々なプロモーションを仕掛けたのだ。
「そうか、こういうやり方があるのか!」
と衝撃を受けた。
彼のやり方は私とは全く違う「仕掛けるマーケティング」だ。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
私のように世にあるニーズを集めて、形にして、効率的にアプローチするのではなく、彼は商品を起点として、世の中が商品を欲しがるように仕掛けていくのだ。
私と発想の観点が全く違う彼からは学ぶべきことはとても多い。
彼はビジネスにおいては商品を起点としてみんなが欲しがるような仕掛けをして130億の売り上げを作り上げた。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
しかし、事件後、今度は自分自身を商品として世の中のみんなが求めるような仕掛けをした。
俗に言う「青汁劇場」だ。
※知らない人はググってみて
釈放された時に、彼は
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
「俺、逮捕されたけど、結果的に良かったと思ってます。
これを機に人生を変えていきます」
と言った。
今思えば、あれが青汁劇場開始の号砲だった。
次から次へと首を傾げるような事をTwitter 上で行うのだが、それは全部マーケティングの伏線であり、最終的に全部回収した。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
その結果Twitterのフォロワーが150万人になり、キーワードで世界トレンド1位も獲得した。
そして、その勢いに乗って彼の半生を語った著書「過去は変えられる」を発売した。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
もちろん発売してすぐにAmazonベストセラーランキングで1位を獲得した。
この本はビジネスのやり方から生き方、自分自身を商品としたマーケティング戦略まで、全てを書いている
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2020年10月19日
少なくとも日本のwebマーケティング界の歴史に名を刻んだ事は間違いない男の書
成功したい人、経営者、マーケッターなら
必読の書であるhttps://t.co/5PDr6xUIvv