【サブスク型と一発回収型のどちらが良いか】
【サブスク型と一発回収型のどちらが良いか】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
同じ新規人数から上がる売上は1年で見ると同じですが、一発回収の場合、初月に一気に上がり、サブスクの場合12ヶ月に渡って1/12ずつ上がります。
事業部単位で見ると売上上昇スピードの速い一発回収の方が好まれます。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
ただし、財務的観点で見ると、会社の「月額固定費(人件費、家賃などの諸経費)」はある程度月商金額に連動してかかります。
よって初月に12倍の売上が上がる一発回収は最初から固定費も12倍高くなる可能性があるのです。
1ヶ月目、
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
一発回収型の売上はサブスク型の12倍、固定費もサブスクの12倍
サブスク型の売上は一発回収型の1/12、固定費も一発回収の1/12
もし、2ヶ月目に新規獲得が何らかの理由で止まった時に
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
一発回収型は、売上が0になり、固定費はサブスク型の12倍。
サブスク型は売上は前月と同じ、固定費は一発回収型の1/12。
一発回収方は手持ち資金が少ないと一気に債務超過になる恐れがあります。
12ヶ月後、順調にいったとすると、
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
一発回収とサブスクの月商売上は同じ。
月商が同じなので固定費も一発回収とサブスクは同じになります。
もし、13ヶ月後に新規獲得が何らかの理由で止まった時に
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
一発回収型は、売上が0になり、固定費はサブスク型と同じ
サブスクは売上は前月と変わらない。
固定費は一発回収と同じ。
この場合も一発回収方は手持ち資金が少ないと一気に債務超過になる恐れがあります。
まとめると、「新規獲得の調子が良い前提」であれば「初期の頃」は一発回収型の方が成長スピードも早く、資金繰りも良い。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
ただし、12ヶ月後にはサブスクに売上は追いつかれる。
場合によってはその13ヶ月後には抜かれる。
「新規獲得の調子が悪くなった場合」は、初期の頃も13ヶ月後も一発回収型はサブスク型に比べると圧倒的に財務が弱くなる。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
財務の観点から見ると圧倒的にサブスクの方が安全なビジネスモデルと思われます。
どちらでも選べる状態ならサブスクを選ぶ方が安全でしょう。
※ただし、LTVが正確に計算されており、CPOがいつ、いくらになって回収されるというユニットエコノミクスがちゃんと成り立っている場合に限ります。
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役D2Cマーケッター (@kinoppirx78) 2021年1月11日
※売上と固定費に連動性が無いビジネスモデルの場合はこの限りでは無いと思います。